『和室』も2008年グッドデザイン金賞に選ばれてたんだね
2008年12 月10日
タグ グッドデザイン賞, 伝統, 和室
話題的に1ヶ月以上も前の事なのでかなり時期をはずした感がありますが、トヨタのiQ(アイキュー)が大賞を受賞したグッドデザイン賞のお話。
本年度2008年のグッドデザイン賞の金賞に『箱家』という組み立て式和室も受賞していました。「和」な感じのものが受賞しててちょっぴりうれしかったのでエントリー。

GOOD DESIGN AWARD [ 組み立て式和室 箱家 ]
グッドデザイン賞の一覧を「和な感じのもの無いかなぁ」なんて思いつつ眺めていたら、金賞のリストにこの「組み立て式和室 箱家」があるじゃぁないですかぁ。写真を見るだけではディテールがわからないのですが、古来の習慣や伝統的な技法にこだわって創られた和室なんだそうです。。。
屏風を立てまわして「結界」をつくるという古来の習慣に加え、天地を台輪と支輪により挟み込んで「箱」にするという伝統的和家具や仏壇の技法を工夫して組み立て式の和室を開発、「箱家」と名づけた。
デザイナーのコメントで
日本人の心にしっかりと刻まれている伝統の和室を、現代風にアレンジすることなく、それでいて素人でも十分扱うことの出来る組み立て式にして創ってみたいと久しく思っていました。それが出来れば、日本の文化を衣食住の最後に海外に広く紹介できると考えたのです。
という事が書かれていますが、「伝統の和室を、現代風にアレンジすることなく」ってところがなんか個人的にグっときます…。
「和」なアイテムを現代人の趣味趣向にあわせようと現代風にアレンジするけども、本来の良さが消えて安っぽさが前面に出てしまっているものってかなり多いですよね。簡単にそれっぽく見せようとして上辺だけ「和」っぽくしちゃっててダサダサなのとかも。
、、、と言いつつも僕もそういった類のものをコンスタントに購入するので、あまりガツガツ言えないのですが…w
(僕は「和な感じ」というだけで簡単に飛びついちゃうので、ちょっとした病です…)
とかくまがい物になりがちな仮設の仕切りであるが、この「箱家」は、材料を吟味し、技を駆使して細部まで本気で造られた本格的な和室である。
と審査員のコメントにあるように、安っぽさなどは感じられないようですね。伝統的なものがデザインの力によって素人に歩み寄ることができるというのはホント素晴らしいなと思います。
この箱家、外国の人達がすごく欲しがりそうな気がしますね。
■関連リンク
・株式会社 坂本乙造商店/坂本漆芸株式会社(箱家を創った会社)
・photo:Tatami detail. on Flickr - Photo Sharing!







とんぼさん: 2008/12/10 at 10:15:18
子供のころ住んでいた市営住宅は、戦後に被災者たちを入居させるために建てられたもので
完全木造…。台所は小さな「板の間」で、床板に三角の小さな穴があって、
そこに指を入れて持ち上げるとあきました。ぬかみそや梅干の入った甕がおいてありましたね。
窓枠も雨戸も「木」、玄関も木枠のガラガラと開ける戸でした。
15年すんでましたが、引っ越すころにはどの窓も戸も木がやせて、木目がくっきり立って…。
市営ですから材料も安い木だったのでしょうね、雨戸なんてたまにトゲがささりました。
いつのまにか「サッシ」などというものにかわり、雨戸を閉めても金属音がする…。
今住んでる家は、ふすまも障子もありません。年末になると障子の貼り替えをしたものですが、
今の人は、障子の貼り方もしらないだろうねといったら、友人が「イマドキの障子は、
ネコがツメ掛けても破れないプラ製で、上から下まで1枚の大きいやつよ」と。
ああ昭和は遠くなりにけり、です。障子はやぶけてほしいよぉ。
craranさん: 2008/12/11 at 10:50:15
>とんぼさん
子供の頃、障子の張り替えの時なんかはめちゃくちゃに破くイベントが凄く楽しみだった記憶が残ってます。今も障子は家にあれど、滅多に張り替えしてませんねぇ…。
プラスティック製のもあるんですねぇ。知りませんでしたぁ…。